ケーバイエヌとはケーバイエヌとは

ケーバイエヌは海外で育ち・暮らしてきたメンバーで創立しました
様々な国で培った経験を活かし、ほかのベビーシッターサービスにはない、特別なサービスを提供しています

  1. ケーバイエヌの理念

    こどもたちの未来のために

  2. ケーバイエヌの保育

    ケーバイエヌの保育

  3. ケーバイエヌの習い事

    ケーバイエヌの習い事

  4. SDGsへの取り組み

    SDGsへの取り組み

  5. ケーバイエヌのナニー

    ケーバイエヌのナニー

  6. ヨーロッパ型教育とは

    ヨーロッパ発祥の
    オルタナティブ教育

お子さまに英語を、楽しく自然に

科学的根拠に基づくケーバイエヌの英語環境とは?

私たちケーバイエヌは、これまでに2,000組以上のご家庭にシッティングサービスを通じて、「楽しく、自然に英語を身につけられる環境」を提供してきました。
バイリンガルやマルチリンガルのナニーが、英語での絵本の読み聞かせや歌、日常会話を通じて、お子さまたちがストレスなく英語に触れられる時間をつくっています。

今回は、日本における英語環境の特徴や、子どもが英語を学ぶ意義、そして科学的に実証された「対面学習」の重要性についてご紹介します。

“英語なし”で生活できる日本日本の英語環境は、なぜ特殊?

日本は、日常生活から大学教育、仕事に至るまで、「日本語だけで完結できる」珍しい国のひとつです。たとえば、アメリカやフランスではそれぞれ英語・フランス語が共通語ですが、スペイン語圏や北欧諸国、東南アジアの多くの国では、高等教育の場で英語の文献が使用されるのが一般的です。

一方で、日本では英語がなくても生活が成り立つため、英語を学ぶ必要性や動機を見出しにくいのが現状です。

しかし英語を習得することで、インターネット上の膨大な情報にアクセスできたり、将来の進学や就職の選択肢が大きく広がったりと、子どもたちの可能性は大きく広がります。英語は、世界とつながるための「鍵」のひとつです。

AI翻訳では届かない“気持ち”子どもに英語が必要な理由

「AI翻訳がこれほど進化している今、英語は本当に必要なのか?」という問いをよく耳にします。確かに、AIは単語や文章を正確に訳すことができるようになってきました。しかし、言葉に込められた「感情」や「文化的ニュアンス」を完全に伝えることは、現時点ではまだ難しいと言われています。

たとえば、映画のセリフと字幕が微妙に違って感じられたことはありませんか?言語とは単なる情報伝達手段ではなく、背景となる文化や心の機微を伝えるためのツールでもあります。

英語を話せるようになることで、世界中の人々と直接コミュニケーションを取ることができ、最新の知識や技術にもいち早くアクセスできます。英語は、子どもたちに「世界を自由に生きる力」を与えてくれるのです。

バイリンガルの脳は“柔軟”です英語と日本語、どちらも育つ理由

「幼い頃から英語を学ばせると、日本語が疎かになるのでは」と心配される保護者の方もいらっしゃいます。ですが、どうかご安心ください。

日本で生活し、家庭内で日常的に日本語を使っている限り、日本語の習得が妨げられることは基本的にありません。

子どもは生後6か月ごろから周囲の言語音を聞き分け始め、1〜2歳で言葉を話し始めます。この時期の子どもたちは、話す相手によって言語を自然に切り替えることができる柔軟な脳の構造を持っています。実際に、「この人は日本語」「この人は英語」と相手に応じて使い分けることが可能です。

特に0〜6歳の「臨界期」と呼ばれる時期に英語に触れると、ネイティブのような発音やリスニング能力の基礎が自然に育まれます。

赤ちゃんは“対話”で言葉を学ぶ対面でこそ学べる英語の力

TED Talk: Patricia Kuhl「赤ちゃんは語学の天才」(日本語字幕あり)

ワシントン大学のパトリシア・クール博士による有名な研究、「赤ちゃんは語学の天才」では、言語習得における「対面でのやりとり」の重要性が実証されています。

生後9か月のアメリカの赤ちゃんに中国語の音を学ばせる実験で、以下のような結果が得られました

検証方法結果
対面グループ中国語を話す大人と絵本や会話を通じて交流わずか4週間で台湾の同年齢の子どもたちと同等の聞き取り能力を習得
音声・映像グループ動画や録音のみで学習ほとんど効果なし
比較グループ中国語に一切触れない変化なし

この結果から、言語習得には「生きた人とのやりとり」が不可欠であることが明らかになりました。子どもは、相手の表情や口の動き、声の抑揚など、目に見える多くの手がかりから学んでいるのです。動画やアプリだけでは、こうした“生きた情報”を十分に得ることはできません。

0〜6歳がカギ!臨界期とは何か?

言語の習得には、吸収力がもっとも高まる「臨界期」が存在します。これは一般に0〜6歳頃とされ、たとえば生後6〜8か月の日本の赤ちゃんは「L」と「R」の違いを聞き取る能力を持っていますが、10か月を過ぎると日本語に慣れ、その区別が難しくなっていきます。

このタイミングで英語の音に継続的に触れておくことで、将来的に発音やリスニング力に大きな差が出るとされています。8〜10歳を過ぎると、ネイティブのような発音の習得が難しくなるため、早めのスタートが効果的です。

遊びながら英語にふれる時間ケーバイエヌのシッティングの特長

ケーバイエヌでは、海外育ちやインターナショナルスクール出身のバイリンガル・マルチリンガルのナニーが、お子さまに「英語って楽しい!」と思ってもらえる時間を提供しています。

3歳・Aちゃんの成長記録
シッティングを通じて、Aちゃんは日常の中で英語に触れる機会を少しずつ重ねてきました。
英語の絵本を一緒に読んだり、英語の歌を一緒に歌ったりと、楽しく言葉に親しむ時間を大切にしています。
公園での遊びの中でも “What’s this?” とやりとりを交わすなど、英語での会話にも少しずつ自信を持てるように、シッティングをしました。

そのようなシッティングを1年間続けたことにより、日常の中に自然と英語が入り込むようになりました。
遊びや会話の中で英語を耳にする機会が増えたことで、いつの間にか簡単なフレーズを口にしたり、英語の歌を楽しそうに口ずさんだりするように。
英語への抵抗感がなくなり、楽しく言葉に触れる姿が見られるようになったのは、大きな成長のひとつです。

英語は“好き”になることから私たちの想い

子どもたちが言語の壁を越えて、世界とつながる力を育んでほしい。それが、ケーバイエヌの願いです。
科学的に実証された「対面での学び」の力を活かしながら、お子さまにとって自然で楽しい英語環境を提供していきます。

英語が「勉強」ではなく、「好きなこと」になるその第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか?

コラムの内容についてもっと詳しく知りたい方へ参考資料

  • TED Talk: Patricia Kuhl「赤ちゃんは語学の天才」(日本語字幕あり)
  • Kuhl, P. K., et al. (2003). Foreign-language
    experience in infancy. Science, 300(5615),
    909–911.
  • Werker, J. F., & Byers-Heinlein, K. (2008). Bilingualism in infancy: First steps in perception and comprehension. Trends in Cognitive Sciences, 12(4), 144–151.
  • Byers-Heinlein, K., Burns, T. C., & Werker, J. F. (2010). The roots of bilingualism in infancy. Trends in Cognitive Sciences, 14(3), 103–111.