ケーバイエヌではヨーロッパ型教育とナニー、それぞれのメソッドを掛け合わせた独自の教育方法を採用しています。
特に、以下の内容を特に大切にしています。
インクルーシブ思考の養育
インクルーシブとは「すべてを包括する、包みこむ」という意味です。
性別や言語、人種など、私たちには同じ人間であっても様々な違いがあります。
このような違いを認め合い、すべての人がお互いの人権と尊厳を尊重できるような思考を育てます。
ケーバイエヌでは、国籍や性別、宗教などの一切の隔たりはなくナニーを採用しています。
また、受け入れるご家庭に対しても制限はありません。
人間化と自由化
ケーバイエヌでは保護者・子ども・ナニーを一つのチームとみなし、共同体でルールを決めていきます。
保護者の教育方針・希望はもちろん、お子さまの意見を最大限尊重し、自尊心を育てます。
対話
子どもとナニー、ナニーと会社(ナニー)、会社と保護者、ナニーと保護者など。
様々な相手と対話をすることで、思いや意見を共有しあい相手の個性を認め、人と人とを繋ぎます。
教育の人類学化
ケーバイエヌでは、保護者やナニーから知識・スキルを受け身に習うだけの【児童】としてみなしません。
子どもを一人の人間として接します。それにより、人間として発達することを促します。
また、能力の発達段階や何を必要としているかを見極めながら個別のニーズにあった養育をします。
ホンモノ性
紙に書かれた概念を用いるだけではなく可能な限りホンモノの事物を使ってシッティングをします。
例えば、外に出て触る・実際に作るなどです。
特に、人のあり方のホンモノとして【子供】【ナニー】【保護者】といった役割にとらわれることなく、本音で関わり合うことを大切にしています。
批判的思考の養育
批判的思考と聞くと、あまり良くない思考ではないかと思われるかもしれません。
しかし、批判的思考とは
- 自分の頭で考える
- 周りの言葉を鵜呑みにせず自分の頭で考えてみる
- 他者の言葉に安易に左右されることなく独立した思考ができる
- 自分が納得できるまで確かめながら考える
この様に考える力を養います。
情報化社会において、情報の嘘や悪意は身近なものです。
自分で考えて調べるということはより大切になっていきます。
創造性
絵や詩、音楽などをシッティングにより多く入れ子どもたちの創造的な力を養います。
ヨーロッパ型教育では特に音楽教育に力を入れています。